本日の稽古場日誌は鈴木ありさです!
いよいよ、一か月前となって参りました!
稽古が始まったころはまだまだ暑かったのに、ついにやってきましたね。
寒さが…!!
そうです、私の最も苦手な季節が近づいてきています。
とはいえ、稽古中はそうも言ってられません。
本日のお稽古は、各シーンを細かく稽古いたしました。
何度も書いているかと思うのですが、
今回はいろんな関係性の人々が登場します。
劇中で「初めまして」の登場人物もいれば、いつも一緒に居る、そんな人たちも登場します。
そして、もしかしたらその他も…?
なんて、ほんとにミステリーは紹介が難しい…!
うっかりネタバレなんかを書いてしまいそうになりますね(笑)
私、鈴木はと言えば…
いや、これはネタバレなのかな……。
「初めまして」ではない人が登場します。
(ここまではいい、はず!)
私とそんな初めましてではない人とのシーン。
そこを何度も何度もお稽古して頂きました。
これまでの関係性をお客様にお伝えし、そして楽しんで頂く。
そのために、何に注意し、何をしなければならないのか。
そんなことにも注意しながらのお稽古でした。
私は割と他人のことを「うらやましい」と思うタイプなのですが、
物語の登場人物にも同じ感情を抱きます。
今回はそんな私が「うらやましい!」と思う登場人物がたくさん出てきます。
こんな風に生きられたら、こんな関係の人がそばに居てくれたら。
台本を読むときはいつもそう思います。
大正、という激動の時代だからこそ。
今とは違う景色や世間を当時の方々は見ていらっしゃったんだと思います。
それが希望だったのか、他の感情だったのか、
私には想像することしかできませんが、そんな時代を舞台上で生きさせて頂けることにも喜びを感じております。
とはいえ、ミステリーです。
事件です。
しかも、妖怪です。
平成最後の年である「今」と当時の、事件と妖怪に対する考え方の違いなんかもお楽しみ頂ければと思います!
寒さに怯える鈴木ありさがお届けしました!